甘いものはゼロにしない。その代わり、1日“甘味枠”=200〜250kcal内で選ぶ——これがストレス少なめで続くやり方です。 本稿ではミスタードーナツのメニューをカロリー帯で分類し、選び分けの3ルールと組み合わせ例を提示します。
選び分けの3ルール:①1個≤250kcalを基本 ②脂質≤15gを目安 ③砂糖ドリンクを同時に足さない ※ 栄養値は店舗・時期で変動。実際は店頭/公式表示を優先してください。
■ 低〜中エネルギー帯で選ぶ(“枠”内に収める)
以下は代表カテゴリのエネルギー帯(レンジ)。固有商品の正確kcalは日々変わるため、帯で管理するのが実務的です。
カテゴリ例 | エネルギー帯(1個) | 脂質の目安 | 向いている使い方 |
---|---|---|---|
フレンチクルーラー系 | 約170〜260kcal | 9〜16g | 軽めに甘味を入れたい日 |
もち系(ポン・デ〜) | 約200〜300kcal | 8〜14g | 満足感を優先したい日 |
クリーム/ホイップ系 | 約230〜320kcal | 12〜20g | “ご褒美”枠で月数回 |
オールドファッション系 | 約320〜450kcal | 18〜28g | 基本はハーフシェアor半分冷凍 |
チョコ掛け増量タイプ | 約300〜430kcal | 16〜24g | 同日ドリンクは無糖に限定 |
□ 0〜5kcalの相棒ドリンク
ホット/アイスコーヒー(無糖)0–5kcal 紅茶(無糖)0–5kcal 炭酸水 0kcal
ラテ系は無糖でも80–150kcal、果汁飲料は100–160kcal。同時摂取で枠を超えやすいので注意。
■ “太りにくい食べ方”を数値で
□ 個数と頻度(上限ガイド)
1回=1個、週2〜3回までを上限の目安。
どうしても2個食べたい日は、①各≤220kcalを選ぶ+②合計脂質≤25gの範囲に。
□ タイミング
空腹ピークではなく軽食後90〜120分を推奨。食物繊維 or タンパク質先行で血糖の急上昇を抑制。
□ 消費の目安(ざっくり)
200kcal ≒ 早歩き40分/ゆるジョグ20分/自重スクワット10分。
■ 帯で見る“控えたいゾーン”と置き換え例
以下のゾーンは“甘味枠”超過リスクが高め。食べるなら半分シェアや翌日の甘味ゼロで調整。
ゾーン | 基準 | 代替案 |
---|---|---|
高脂質ゾーン | 脂質≥20g | クルーラー系+無糖コーヒーに差し替え |
高エネルギーゾーン | 1個≥320kcal | ハーフシェア+タンパク質小皿を先に |
“ダブル甘味” | 砂糖ドリンク併用 | ドリンクは0〜5kcalに固定 |
■ よくある質問(FAQ)
□ 体脂肪を落としたい時の1日の“甘味枠”は?
減量期は200〜250kcal/日を上限に。達成度により週合計で調整可。
□ 朝と夜ならどっちが良い?
活動量のある昼〜午後に寄せるのが無難。夜間は翌朝の空腹感悪化が起きやすい。
□ ドーナツ後に空腹が早く来る……
一緒にプロテイン/無糖ヨーグルトなどタンパク質15–25gを足すと満足持続。
□ 体重が停滞したら?
まず飲料のカロリーをゼロ化 → 次に個数の週平均を1個分削減。
※ 本ページの数値は目安レンジ。最新の栄養情報は店頭・公式サイトの表示で必ず確認してください。
コメント